シリーズ・疫病と人間：減資132兆円、首相は職を賭し経団連に迫れ 寄稿・水野和夫（法政大教授） | 毎日新聞

世界に感染が広がる新型コロナウイルス。経済の観点から、水野和夫・法政大教授（６６）が文明社会に投げかけられた意味を考察する。 減資１３２兆円、首相は職を賭し経団連に迫れ 「より多く」を求めない。新たな「入り口戦略」だ 新型コロナウイルスが人類に突き付けているのは、これからも「より多く」を追求することが進歩であり、文明社会であると信じ続けるか否かの選択である。西洋史はキリスト誕生以来「蒐集（しゅうしゅう）」の歴史であり、それに内包されるのが１３世紀以降の資本主義である。それまでの土地や霊魂の蒐集をやめて、資本を「より多く」蒐集することに専念し、現在に至っている。１１世紀に誕生した「都市」に商人が集まり、彼らはもうけた利益を再投資することによって利潤を追求した。「商人の旅が遠距離であればあるほどその旅はますます多くの利益をもたらす」（アンリ・ピレンヌ）のだから、現在の資本家の先祖である。 資本

[deep_one]

「企業はまさかのときに備えて内部留保を蓄積してきたということも、会社は社会的存在で顧客や従業員、仕入れ先などの利害関係者を重視しなければならないと株主に言っていたこともうそだったことになる」

[tomhoo]

良い記事。左傾記事と思いきや、国際会計基準を遵守して内部留保を増やしたのは、まさに今のような緊急事態宣言対応のため。前例を気にせず、内部留保を切り崩して社員と会社を守る時だ。

[paravola]

（民主党政権だったら結果が見れて面白かったのに）今こそ企業の内部留保の徴発を

[vox_populi]

これは実に素晴らしい提案。カネがすぐそこに、あるじゃないか、と。へなちょこ安倍にできるかどうかは別の問題だが。

[grdgs]

安倍首相が何かを賭すのは保身のためだけだから