ボコ・ハラム、残虐な攻勢 食料危機から兵士逮捕、逆恨みか ナイジェリア | 毎日新聞

「ボコ・ハラム」による襲撃の犠牲者の葬儀で祈りをささげるナイジェリア・ボルノ州のズルム知事（中央）＝ボルノ州で2020年11月29日、AP ナイジェリア北東部でイスラム過激派組織「ボコ・ハラム」が攻勢を強めている。11月28日にはボルノ州の州都マイドゥグリ近郊の村を襲撃して、農民ら少なくとも43人を惨殺した。ボコ・ハラムの活動を抑え込めない政府への批判の声も高まっている。 政府の治安対策に批判 地元メディアによると28日午前、銃で武装したボコ・ハラムの兵士らが米を収穫中の農民らを取り囲み襲撃した。多くが首を切り落とされるなど残虐な方法で殺害されたという。27日にこの村から食料を徴発しようとしたボコ・ハラム兵士が村人に取り押さえられ、治安当局に引き渡される事件があったといい、組織が逆恨みした可能性がある。 ブハリ大統領は「テ…

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ナイジェリア北東部でイスラム過激派組織「ボコ・ハラム」が攻勢を強めている。