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「次元の違う」除染と住民の不安 福島・復興拠点で避難指示解除 | 毎日新聞
帰還困難区域の避難指示が一部で解除され、パトロールの出動式で吉田淳町長(手前)のあいさつを聞く警... 帰還困難区域の避難指示が一部で解除され、パトロールの出動式で吉田淳町長(手前)のあいさつを聞く警察官=福島県大熊町で2022年6月30日午前9時1分、前田梨里子撮影 東京電力福島第1原発事故に伴う福島県の帰還困難区域のうち、政府が優先的に除染を進めてきた特定復興再生拠点区域(復興拠点)で避難指示の解除が始まった。最初の葛尾(かつらお)村が6月12日から、2例目の大熊町は30日からで、全町民の避難が唯一続く双葉町でも近く解除される見通し。ただ、将来にわたり避難指示が続くとされた帰還困難区域に人が住めるようにする取り組みには、課題も少なくない。 22年度末までで2911億円 かさむ除染費 「町の復興に向けた大きな節目だ。ようやくスタートラインに立った」。大熊町のJR大野駅前で30日午前9時、避難指示の解除に合わせて始まったパトロールの出動式で、吉田淳町長はこう述べた。周辺は再開発のまっただ中。
2022/07/01 リンク