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野菜の端材、循環させてまた食料に 埼玉のベンチャーが目指すもの | 毎日新聞
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野菜の端材、循環させてまた食料に 埼玉のベンチャーが目指すもの | 毎日新聞
粉砕したタマネギ端材(手前)を投入して乾燥させる「過熱蒸煎機」が報道向けに公開された=埼玉県富士... 粉砕したタマネギ端材(手前)を投入して乾燥させる「過熱蒸煎機」が報道向けに公開された=埼玉県富士見市で2023年10月25日、岡礼子撮影 野菜を飲食店用やカット野菜に加工する過程で捨てられる端材を乾燥させ、新しい食品原料として活用する「アップサイクル」に埼玉県富士見市のベンチャー企業が取り組んでいる。飲食店で出るタマネギの端材を粉末にして買い取り、食品メーカーなどに販売する仕組み。県のサーキュラー・エコノミー(循環型経済)推進を追い風に、新たな原料や用途の掘り起こしを目指す。【岡礼子】 ベンチャー企業の「ASTRA FOOD PLAN(アストラフードプラン)」(富士見市)は、野菜の端材や出荷されずに捨てられる農作物の再利用法を考案した。食品を高温の蒸気で乾燥させる「過熱蒸煎機(じょうせんき)」を独自開発して販売または貸し出す。加納千裕社長は2022年、女性起業家を顕彰する県のビジネスプラン