各地で計画進む「蓄電所」って何？ 急増する再エネ、膨らむ期待 | 毎日新聞

「蓄電所」と呼ばれる施設の計画が各地で進んでいる。発電所とも変電所とも異なるが、電力供給に関わるものだ。電力大手だけではなく商社や石油元売りも参入しており、政府も後押しする蓄電所。どのような施設なのか。 並んだコンテナの中には 和歌山県紀の川市の小高い丘に、大型コンテナが64基も並ぶ一画がある。ここは2024年4月の開所を目指して関西電力とオリックスが共同で準備を進める「紀の川蓄電所」だ。 コンテナの中に設置されるのは大型のリチウムイオン電池。蓄電所とは文字通り電気をためる施設だ。紀の川蓄電所は電力網と結ばれ、一般家庭約1万3000世帯が1日に使用する量に相当する電気を蓄積できる。 蓄電所を開設する動きは全国的に起きている。先行する福岡県では、22年8月に九州電力が大牟田市に設置。九電は三菱商事、NTTアノードエナジーと組み、同県香春町でも23年7月に運用を始めた。 石油元売りの参入も相次

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揚水の代わりにコンクリート持ち上げる面白蓄電所とかじゃないのか。