SNS投稿で罷免判決の岡口判事 弾劾裁判所「国民の信託に背いた」 | 毎日新聞

弾劾裁判所へ向かう仙台高裁の岡口基一判事（右）＝東京都千代田区で2024年4月3日午後1時43分、玉城達郎撮影 ネット交流サービス（SNS）への投稿で殺人事件の遺族を傷つけたとして訴追された仙台高裁の岡口基一判事（58）＝職務停止中＝に対し、国会の裁判官弾劾裁判所は3日、罷免とする判決を言い渡した。衆院議員の船田元（はじめ）裁判長は「投稿は執拗（しつよう）かつ反復しており、国民の信託に背いた」と述べた。罷免判決は11年ぶりで、戦後8人目。SNSの投稿を巡る罷免判決は初めて。 岡口判事は任期満了の今月12日までで退官する意向を示していたが、法曹資格を失い、退職金も支払われない。判決への不服申し立てもできない。

[wackunnpapa]

“「表現の自由として裁判官に許容される限度を逸脱した」”

[deep_one]

裁判官への弾劾裁判所は三権分立の相互監視の機能であって、こんなレベルのものを裁くためのものじゃないだろう。これは内部の懲戒で裁くレベルのものだ。懲戒されないのが不満なら、弾劾対象はもっと上の役職だ。