京葉線「通勤快速」廃止騒動 実際に乗って分かったこと | なるほど電車ニュース | 土屋武之 | 毎日新聞「経済プレミア」

JRグループが3月16日に春のダイヤ改正を実施する。その内容が公式発表されたのは昨年12月のことだ。このとき千葉県内では改正内容をめぐり、大きな騒ぎが持ち上がった。 京葉線（東京―蘇我）を朝と夕方以降に走る「通勤快速」が全廃となり、普通列車（各駅停車）に格下げする内容が示されたからだ。さらにこの時点では「快速」も日中時間帯（午前10時～午後3時台）以外は廃止とし、通勤時間帯から姿を消すことになっていた。 通勤快速廃止で物議 特に物議を醸したのが朝の通勤快速の廃止だ。 現在、朝の運転本数は2本。1本は内房線・上総湊駅始発の列車が京葉線に乗り入れ、東京駅に至る。もう1本は外房線・勝浦駅始発の列車と、東金線・成東駅始発の列車が誉田駅で連結され、同じく京葉線経由で東京駅に向かう。 2本とも京葉線の蘇我駅（千葉市）を出ると新木場駅（東京都）までノンストップで走り、八丁堀駅に停車した後、東京駅に着く。

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実際に乗った結果は「つまり、蘇我駅まで乗ってきた通勤客の主な目的地は千葉駅方面、もしくは京葉線沿線の各駅だ」だった（笑）80％ぐらいが蘇我駅で降りるという実感。

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なぜ、このような事態が起きてしまったのか。一因はやはりJR東日本と沿線自治体のコミュニケーション不足だろう