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劇症型溶連菌の感染者急増 過去最多ペース、致死率3割 識者「高齢者は警戒を」(時事通信) - Yahoo!ニュース
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劇症型溶連菌の感染者急増 過去最多ペース、致死率3割 識者「高齢者は警戒を」(時事通信) - Yahoo!ニュース
急性咽頭炎などを起こす溶連菌が重症化した「劇症型溶血性レンサ球菌感染症(STSS)」の患者数が、過去... 急性咽頭炎などを起こす溶連菌が重症化した「劇症型溶血性レンサ球菌感染症(STSS)」の患者数が、過去最多ペースで増加している。 【ひと目でわかる】劇症型溶血性レンサ球菌感染症の患者数 多臓器不全や手足の壊死(えし)などを引き起こし、致死率は約30%。感染力が強いとされる株の検出数も増えており、識者は患者の目立つ高齢者を中心に警戒を呼び掛けている。 溶連菌は、主に人との接触や飛沫(ひまつ)で感染する。症状が出ないことも多いが、血液や筋肉などの組織に侵入して、まれにSTSSを発症。発熱や悪寒といった初期症状から急速に進行し、血圧低下や多臓器不全でショック状態に陥る。 国立感染症研究所によると、昨年のSTSS患者数は941人(速報値)で、現在の統計を取り始めた1999年以降で最多だった。今年は5月12日までに851人が確認され、昨年同期の約2.8倍に上る。 劇症型の原因となる溶連菌はA群やB群、