日経平均「年末に3万5千円へ」なぜ下落予想 智剣・OskarグループCEO・大川智宏氏（AERA dot.） - Yahoo!ニュース

大川智宏（おおかわ・ともひろ）／智剣・OskarグループCEO兼主席ストラテジスト。野村総合研究所、UBS証券などを経て現職に（写真：本人提供） ＊ ＊ ＊ バブル期に当時の史上最高値をつけた際、日経平均を構成する225社のPER（株価収益率）平均値は60倍に達していた。PERとは、株価が利益予想の何倍に達しているのかを示す指標だ。その倍率が高いほど、株価は割高になっていると判断できる。 【ランキング】日本株と米国株の時価総額ランキング10社はこちら 現在の日経平均PERは4万円を突破した時点でも17倍弱にすぎなかった。だから、過熱感はうかがえないと説く声も聞かれるが、そうやって平均値で捉えるのは危ういと指摘するのが大川智宏さんだ。 「同指数採用銘柄が全般的に買われているわけではなく、半導体と円安を切り口に、一部の大型外需株に物色が集中しています。今後、さらに上昇したとしても、せいぜい