医師法違反容疑で青森の病院捜索 報告適切に行わず、患者殺害巡り ｜ 共同通信

Published 2023/04/28 10:56 (JST) Updated 2023/04/28 10:59 (JST) 青森県八戸市のみちのく記念病院で3月に精神科の入院患者を殺害したとして、同じ部屋の男が逮捕された事件を巡り、青森県警は28日、警察に死亡時の報告を適切に行わなかったとして、医師法違反などの疑いで同病院を家宅捜索した。 県警によると、同病院で3月12日、精神科に入院していた男性（73）が病室のベッドで顔から血を流しているのが見つかり、翌日死亡が確認された。県警は同月28日、殺人容疑で同じ病室に入院していた無職佐々木人志容疑者（57）を逮捕した。 内部の関係者からの通報だったとされる。医師が遺体の異状を認めた際、24時間以内に届けるよう定めた医師法に違反する可能性がある。