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鉄道王国の歴史1冊に 立山町の草さん研究 公共交通考える契機に | 北國・富山新聞
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鉄道王国の歴史1冊に 立山町の草さん研究 公共交通考える契機に | 北國・富山新聞
Published 2024/05/07 05:00 (JST) Updated 2024/05/07 05:41 (JST) ●旧黒部鉄道や人車軌道にも光 富山... Published 2024/05/07 05:00 (JST) Updated 2024/05/07 05:41 (JST) ●旧黒部鉄道や人車軌道にも光 富山県内の鉄道を研究する会社員草卓人さん(61)=立山町=が、富山の鉄道と近代化の歴史を研究した成果を1冊にまとめた。昨年10月にJR城端線・氷見線のあいの風とやま鉄道(富山市)への経営移管が決まり、県内の鉄道が新たな変化を迎えようとする中「今後の公共交通のあり方を考えるきっかけになればうれしい」と期待する。 鉄道の路線網が充実している富山は「鉄道王国」や「鉄軌道王国」と言われる。鉄道研究者で愛好者でもある草さんが蓄積した知識を生かして執筆した著書のタイトルは「富山の近代化と鉄道―地域鉄道の成立と変容をめぐって―」。全64ページで、100年以上にわたる富山の鉄道の歴史を、北陸線の開通から戦後、そして未来へと、六つの時期に分けて解説した