着替え時間の賃金求め提訴、札幌 看護師ら16人、計4600万円 ｜ 共同通信

制服へ着替える時間も労働時間に含まれるなどとして、札幌市清田区の「美しが丘病院」に勤務する看護師ら男女16人が15日、未払い賃金計約4600万円の支払いを求め、札幌地裁に提訴した。 訴状によると、職員は制服着用が義務付けられていて勤務の前後に着替えているほか、始業前に10～25分かけ内服薬などを準備する必要があったり、就業規則で定められた10分間の休憩を取れずに働いたりしている。残業代の請求期間は、中途採用の2人を除く14人が約3年分。 札幌地域労働組合の支部が病院と交渉したが打ち切られたため、提訴した。 同病院を経営する医療法人「北武会」は「コメントできません」とした。

[Pgm48p]

指定服への着替えを労働時間としないのは、厚労省策定の労働時間の適正な把握のためのガイドライン違反だが、法令判例を軽んじ足掻く経営者も多いので、罪の清算が遅くなるほど罰や支払額が増す仕組みも必要と感じる

[hide_nico]

“始業前に10～25分かけ内服薬などを準備する必要があったり、就業規則で定められた10分間の休憩を取れずに働いたりして”