そろそろしておくか、長谷川あかりの話を：後編｜枚子

前編でそれなりにいろんな料理研究家の本を渡り歩いてきたことを語りました。でもって私、料理ができる方、と思ってた、んですよね。なぜならおいしいものをたくさん好きなようにたべたいという動機が強いから。 が、ひょんなことから長谷川あかりのレシピをひとつふたつ試してみて、実は食べたいから作ってるだけで料理という手数そのものは好きではなかったんだな……？ 執念でそうできていただけだったんだな？？ と気づきました。 「手間がかからない＞美味しい料理」、の料理家、初めて見た味から離れて、「このコスパでこの価格だから大好き」って思えるもの、あると思うんですよ。 例えば先日クリアした都市伝説解体センター、すごい好きになったし面白かったんですが、あれは「1980円でクリア時間10時間くらいだったから」の「好き」なんですよ。2000円しないのにこんなに感情を揺さぶられることができる！？ という。 7980円だっ

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素晴らしいエール