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住宅会社にのみ込まれる"ゼネコン"の末路 「格下」の傘下で生き残りか
中堅・準大手のゼネコン(総合建設会社)が、住宅メーカーに買収されるケースが相次いでいる。これまで... 中堅・準大手のゼネコン(総合建設会社)が、住宅メーカーに買収されるケースが相次いでいる。これまでゼネコンは、住宅メーカーを「プレハブ屋」として格下に扱ってきた。ゼネコン各社の業績は決して悪くない。それにもかかわらず「格下」の傘下に入ることを選んだのは、なぜなのか――。 住宅大手が中堅ゼネコンを飲み込む 11月1日、パナソニックは中堅ゼネコンの松村組を買収すると発表した。10月に完全子会社化したパナホームと連携し、戸建て住宅に加えて、中高層マンション販売にも乗り出す。パナソニックは住宅分野を自動車部材分野と並ぶ「成長領域」と位置づけており、その強化が狙いだ。 パナソニックは家電やキッチン、トイレなどの住宅設備を一括して販売する「家まるごと」戦略を展開している。これをマンションにも広げることで、さらなる成長を目指す。住宅事業を手がけるパナホームの売上高は業界7位。中高層マンション販売を増やすこ
2017/12/22 リンク