amazarashiと最新シングル『空に歌えば』を16の質問で暴くメールインタビュー！(2017/09/02)邦楽インタビュー｜音楽情報サイトrockinon.com(ロッキング・オン ドットコム)

amazarashiの歌が多くの人の心を捉えて離さないのは、そこに悲しみや痛みが深く描かれながらも、その歌詞や歌声に「生きること」への希望を強く感じ取るからだ。どうしようもない世界にだって微かな光がある──。そんな絶望感の中で掴み取る一筋の希望のようなものを、ギリギリの緊迫感で描き切ったアルバム『世界収束二一一六』。そして続くアルバム『虚無病』ではさらに負の感情をコンセプチュアルに描き出し、amazarashiの音楽のひとつの到達点を強烈に提示した昨年。amazarashiの音楽は、一体どこまで張り詰めていくのだろう──。そんなことを考えたりもした。 しかし、今年に入ってリリースされた『命にふさわしい』では、「生」への力強い肯定感を感じ、彼らの中で変化が起きつつあるように思えた。そして、7ヶ月ぶりのリリースとなる最新シングル曲“空に歌えば”の強さである。明確にポジティブなメッセージに驚いた