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なぜ鬼畜米英を叫んだ戦前の右翼は、親米へと「華麗なる変身」を遂げたのか。靖国参拝しながら“アメリカは同盟国!”の思考分裂 | 集英社オンライン | ニュースを本気で噛み砕け
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#2 #3 鬼畜米英を叫んでいたのに、いつの間にか犬っころに 親米保守という言葉がある。読んで字のご... #2 #3 鬼畜米英を叫んでいたのに、いつの間にか犬っころに 親米保守という言葉がある。読んで字のごとく「アメリカに親和的な保守」という意味である。保守という単語にわざわざ親米と付けなければならないのは、そもそも保守という言葉の中に「アメリカ」という概念が入っていないからだ。 保守とは伝統や経験と切断された理性に立脚し行われる急進的な社会改良に対する懐疑や批判を示したもので、特定の国や団体への支持・不支持、友好的態度のあるなしとは関係が無い。「親米」という単語と「保守」という単語は概念的に別物であるから、便宜的にこうとしか記述のしようがないのでこの言葉が使われている。 敗戦によって日本の右翼は「変態」した。アメリカの極東戦略に追従していくほか生きる道が無かったので、好むと好まざるとにかかわらず親米になった。アメリカの意向の下、戦前に支配層だった人々が「特別の措置で釈放」もしくは「復帰」がな