農業再生てのはパンが売れないならケーキを売ればいい、という問題なのか - 赤の女王とお茶を

減反廃止の議論 素人ながらあちこち眺めているんですけど、ひとくちに「農業再生」といってもそこには二種類の全く違う論点が混ざり合ってる気がするんですよね。 弁当翁あたりがとっくに言ってることだとは思うんですが、その二つとは １．インフラとしての農業 （つまり、自給率の話） ２．ビジネスとしての農業（つまり、雇用の話） １．インフラとしての農業 自給率を上げたければ選択肢はそんなになくて、まずは国がカネを出してやるということになるでしょうね。 なぜならば、国民は日常食にカネをかけていられないから。 つまり、毎日食べるための米だのジャガイモだのきゅうりだのを作っても儲からない。これはユニクロの挑戦と失敗によって大体明らかになったと思うのだけど、世の中弁当翁のような舌の持ち主だらけではないし、それに日本には優れた調理法が沢山あります。 少々味が落ちても、安全でさえあれば毎日食べるものはちょっとでも

[matcho226]

これ踏まえないとだめだよなあ。穀物と畜産（エサ含む）で合理化勝負をしたら絶対カリフォルニアと豪州には勝てないって。それが、いいもの（しかも国産）を安くって要求しすぎる（際限がない）からおかしくなる。

[poccopen]

日本の耕地面積は500万ha。完全自給に必要な耕地面積は1700万ha。僕らにこの事実を受け入れる覚悟があるか。（エントリの本題からはちょっとズレてますかね・・・）

[daihx]

”栽培できる野菜は旬のものに限られます”←農家である親父の実家に夏行くとキュウリとユーゴが毎日//最近もらいものの大根で干し野菜を作って食べたりしたが、そういう感じになるだろうなぁ

[aozora21]

都会のオーガニック系レストランのメニューに生産者名があるのを見てこんな商売があるんだなーと。地元では市場に出せないような地場野菜が生産者名ごとに安値で農協系スーパーやコンビニに並んでていつも売り切れ。

[rajendra]

チャーハン食べたくなった。

[MANGAMEGAMONDO]

ニュートラルなアプローチ。たいてい都人は田舎に対して冷酷→http://d.hatena.ne.jp/anhedonia/searchdiary?word=%2a%5b%c7%c0%5dか、ナイーブ→http://d.hatena.ne.jp/hituzinosanpo/20090121か、眼中にない→http://d.hatena.ne.jp/optical_frog/20090128/

[bunoum]

パンとケーキの例えがぴったり

[lakehill]

今や米国のスーパーでりんごのfujiやら20世紀梨なんても於いてあるけど、売れているかと言われればそうでもないしね

[chanbara]

『「インフラとしての農業」と、「ビジネスとしての農業」は下手をすると相反するもので、きちんと区別して論じていかないとあぶはち取らずの予感がビンビンします』

[moronbee]

農業ビジネスについての考えかた

[steel_eel]

スギ花粉症緩和米みたいなのを開発し続ける方向性でなんとかならないだろうか。食べても太りにくい小麦なんて作ったら、すごいことになる予感。ああでも、農業というか、むしろ特許の話になるか。

[optical_frog]

（そもそも自給が必要なんじゃろか）

[y-yoshihide]

高級種を輸出して、それで獲得した外貨で海外の安い食料を買うというのが一番良いのかもしれませんね。

[F-name]

インフラとビジネス、両立は出来ないか？通信業界にも当てはまりそう。//オチに噴いたw作品は面白い。

[maangie]

「「インフラとしての農業」と、「ビジネスとしての農業」は下手をすると相反するもので、きちんと区別して論じていかないとあぶはち取らずの予感」