【堺市西区草部】日下部首氏の祖神が祀られている日部神社 : 勝手に堺市広報大使

前回の等乃伎神社から少し歩くと堺市西区に入ります。今回ご紹介するのは西区草部に鎮座する日部神社です。 神門は江戸時代に建造されたもので堺市指定文化財として保存されているようです。 日部神社の主祭神は彦坐王・神武天皇・道臣命です。そのうちの彦坐命はこの地を拠点にしていた豪族・日下部首氏の祖神として知られています。 道臣命は大伴氏の祖神で、藤井寺市の伴林氏神社のご祭神でもあります。 また、神武天皇は古事記伝によると、東征の際に上陸し長髄彦と最初の戦いをした土地がこの辺りである所以で祀られているようです。 本殿と本殿前の石燈籠は南北朝時代から室町時代にかけて建造されたようで、重要文化財に指定されています。 境内には祖霊社と遥拝所がありました。 最寄り駅は特になく、強いて言えばJR富木駅(高石市)か泉北高速鉄道の深井駅(堺市中区)になります。今回は富木駅から歩いて行きましたが20分～25分くらいか