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「政治扱うと芸術ではない」 あいちトリエンナーレ 美術史家らが批判
国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」で展示された「平和の少女像」 昭和天皇の肖像を焼いたよう... 国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」で展示された「平和の少女像」 昭和天皇の肖像を焼いたような作品などが出品され、物議を醸した国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」をめぐる騒動が尾を引いている。芸術祭の実行委員会が、未払いとなっている負担金の一部を名古屋市に支払うよう求めて提訴に踏み切った。こうしたなか、美術史家らが訴訟取り下げを求めて声明を発表。これまでほとんど議論とならなかった問題作の芸術的価値について持論を展開した。 (文化部 森本昌彦) 今も続く騒動 「あいちトリエンナーレについて、いろんなことが言われてきたが、肝心なことが言われていない。それは芸術というものが何かという問題だ。公共の場でやるということは、必ずそこに価値の問題を重要視しなくてはいけない」 「平和の少女像」と慰安婦問題の関係性について説明する東北大の田中英道名誉教授=9日、東京都千代田区 美術史に詳しい
2020/06/16 リンク