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藤壺 立后【源氏物語116 第七帖 紅葉賀18 完】若宮のお顔はご生育あそばすとともに源氏に似てくる。 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸
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藤壺 立后【源氏物語116 第七帖 紅葉賀18 完】若宮のお顔はご生育あそばすとともに源氏に似てくる。 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸
この七月に皇后の冊立《さくりつ》があるはずであった。 源氏は中将から参議に上《のぼ》った。 帝が近... この七月に皇后の冊立《さくりつ》があるはずであった。 源氏は中将から参議に上《のぼ》った。 帝が近く譲位をあそばしたい思召《おぼしめ》しがあって、 藤壺の宮のお生みになった若宮を 東宮にしたくお思いになったが 将来御後援をするのに適当な人がない。 母方の御|伯父《おじ》は皆親王で 実際の政治に携わることのできないのも不文律になっていたから、 母宮をだけでも后の位に据えて置くことが 若宮の強味になるであろうと思召して 藤壺の宮を 中宮《ちゅうぐう》に擬しておいでになった。 弘徽殿の女御がこれに平《たい》らかでないことに道理はあった。 「しかし皇太子の即位することはもう近い将来のことなのだから、 その時は当然皇太后になりうるあなたなのだから、 気をひろくお持ちなさい」 帝はこんなふうに女御を慰めておいでになった。 皇太子の母君で、 入内して二十幾年になる女御をさしおいて 藤壺を后にあそばすこと