地方病とたたかう…指導案から - 地方病教育推進研究会ブログ

地方病教育推進研究会事務局です。 今日も甲府盆地は、真夏日を記録しています。朝夕は、秋の気配を感じますが日中の厳しい暑さは、しばらく続きそうです😥 前々回9・10のブログで授業記録を紹介しました。今回は、15時間全ての指導案を紹介します。 地方病を教材化するにあたってある報告書に一文を書きましたので併せて載せます。次の通りです。 山梨県の甲府盆地では、昔から地方病に悩まされてきた。「嫁にはいやよ野牛島は、能蔵池蔑水のむつらさよ」「中の割に嫁に行くなら、買ってやるぞえ経かたびらに棺桶」。これらは、かつて地方病の恐ろしさを唄った庶民の唄である。いつ頃流行った唄なのか手元に資料がないので明らかではないが、これらの唄からは、当時のこの地域に暮らす厳しさが伝わる。医療が発達した現代では、想像を絶する惨状だった。略 物質的には豊かになった今の子どもたちにかつてこの地方病と闘った多くの人々がいたことを