「ラディカル・オーラルヒストリー」が内包する問題点とその限界･･･学問が「語り」に向き合うということ

神崎ゆき @yukinoko811 「過去の自分の選択は自由意志では無かった」という意見。真面目に考えると興味深い。医学的診断があるなら別ですが、これって「過去の自分の選択は自由意志では無かった」という"主張そのもの"も『その人が自由意志で発言した意見である保証が無い』となる訳で。その人の発言が全て信じられなくなる。 2022-05-15 19:10:09 神崎ゆき @yukinoko811 「過去の自分の選択は自由意志では無かった」という見方を考える際に抑えておきたいのが『フォルス・メモリ』という概念です。邦訳すると、虚偽記憶や過誤記憶。ラディカル・フェミニストの影響で過去に『記憶回復療法』が流行りましたが、それで「存在しない記憶」が形成されるケースが多発しました。 2022-05-15 19:25:12

[yujimi-daifuku-2222]

"辛い思い出や被害の記憶に公の場で「それは違う」と断言できるのは弁護士や検察、それを「裁く」のは判事。歴史研究者は裁判官でも検事でも弁護士でもない。逆に言うと、そこにつけこまれたら歴史研究は破綻します"

[nisemono_san]

ぱっと見た感じ、結局は「『記録』と『記憶』は違う」という話のような気はする（痕跡として「記憶」が残してるのは「事実」ではなく「現実( ＝社会のイデオロギー装置)」みたいなところはあるので）。

[goadbin]

＞ラディカル・オーラルヒストリーだと被害の被害の記憶を「語らせる」という性格　そんなものが学問的業績として認められるのか？

[fut573]

her storyの学術的な評価って結局どうなったんだろう

[frothmouth]

“オーラルヒストリーは以前からあったんですよね。従来型のオーラルヒストリーというのはその人物が「語りたい」記憶なんです。対してラディカル・オーラルヒストリーだと被害の被害の記憶を「語らせる」という性格

[ryokusai]

「（被害者の）語りだけでヒストリーすなわち歴史を書けるというのが、ラディカル・オーラルヒストリーですね。論文などで利用するときに発話者の承諾も不必要だし、反証できなくてもいいという立場ですからね。」