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"新人"宇宙飛行士が体得した、異文化理解
外国人と仕事をする際、まず欠かせないのは語学力だ。だが語学が堪能でも考え方や生活習慣の違いなどに... 外国人と仕事をする際、まず欠かせないのは語学力だ。だが語学が堪能でも考え方や生活習慣の違いなどに戸惑い、なかなか溝が埋められないと感じたことはないだろうか。 それは、宇宙飛行士の世界でも同じだ。国際宇宙ステーション(ISS)では、米国とロシアの宇宙飛行士が2000年から共に生活し始めた。かつて対立していた2大国は歴史や文化が異なるだけでなく、宇宙船の設計思想や訓練方法も対照的だった。 世界中に「アメリカ村」をつくる米国 では、どのように相互理解を深めているのか。まず、アメリカは異文化対応で独特のアプローチを取る。世界のどこにでも「アメリカ」を作ってしまうのだ。 たとえば日本の米軍基地内にはアメリカンスクール、米国の食料品店、ゴルフ場まである。同様に、ロシア人宇宙飛行士が生活し訓練するモスクワ郊外の「星の街」には、訓練で滞在する米国人用にNASAコテージを作ってしまった。コテージ地下にはトレ
2013/05/29 リンク