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只見線「上下分離で災害復旧」に死角はないか
この休止区間について、復旧後に福島県が線路などの施設を保有する「第三種鉄道事業者」、JR東日本が列... この休止区間について、復旧後に福島県が線路などの施設を保有する「第三種鉄道事業者」、JR東日本が列車運行を行う「第二種鉄道事業者」として、いわゆる上下分離方式で存続する旨の合意が、2017年6月19日にJR東日本と地元自治体との間で成立した。 すでに同様の上下分離方式を取り入れている鉄道は存在する。比較的輸送量が多かったり、優等列車や貨物列車などの運転があったりするにもかかわらず、列車を運行する鉄道事業者が施設まで保有していると収支均衡が図れないという場合、重要な公共交通機関である鉄道を維持するために上下分離方式を採用することは有効である。 しかし、只見線の前途は厳しい。 1日1km当たり利用者は370人 JR東日本の資料では、1日1km当たりの利用客数を示す平均通過人員は、2010年の数値で同社の在来線67線区中66位の370人(67位は2014年廃止の岩泉線)と発表されており、その中で
2017/09/24 リンク