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香川の離島が「現代アートの聖地」に化けた訳
「一生に一度は訪れたい場所」として、国内のみならず世界中から観光客がこぞって押し寄せる、瀬戸内海... 「一生に一度は訪れたい場所」として、国内のみならず世界中から観光客がこぞって押し寄せる、瀬戸内海に浮かぶ島・直島。そこは、人口3000人ほどの小さな島ながら、草間彌生や宮島達男、安藤忠雄らそうそうたるアーティストたちの作品がひしめきあう「現代アートの聖地」となっている。 まずは美術館の建設予定地で下見 建築家が安藤忠雄さんに決まり、クロード・モネを中心にしてウォルター・デ・マリアとジェームズ・タレルが競演するというプランに対して、(プロジェクトの中心人物である、ベネッセホールディングス現名誉顧問の)福武(總一郎)さんは満足しているようだった。 場所の下見のためにデ・マリアとタレルを直島へ招いた。確か2002年頃だったと思う。タレルは忙しそうだったが、機会を見て直島を訪れてくれた。デ・マリアも同様にこのために直島を訪れている。 今、地中美術館が建っている場所のアイデアは、以前から福武さんの頭
2018/08/16 リンク