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正念場ハウステンボスが密かに打つ「次の一手」
いったい、何が狙いなのか――。 長崎県佐世保市のハウステンボスが、東京証券取引所への上場に向けた準備... いったい、何が狙いなのか――。 長崎県佐世保市のハウステンボスが、東京証券取引所への上場に向けた準備を始めている。親会社の旅行大手エイチ・アイ・エス(HIS)が2月28日に発表した。 ただ、肝心のいつ上場するかは「未定」(HIS)。目的についても「複数あるが準備段階のため非公表」(同)という。当事者のハウステンボスも「長期的な発展にプラスとなるから」との回答にとどめた。煮え切らない上場表明の背景には何があるのか。 民事再生からの劇的な復活 ハウステンボスは1992年、2000億円以上もの費用をかけて佐世保市に開業した。開業当初こそ年間350万人もの入場者数を誇ったが、その後は立地の悪さから集客の苦戦が続き、2003年には民事再生法の適用を申請。2010年にHISが子会社化し、経営再建に乗り出した。 【2019年3月6日10時55分注記】初出時の記事で「民事再生法の適用を申請」としておりまし
2019/03/26 リンク