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今年は年初から能登半島地震やJAL機の事故などがあり、国民の安全が脅かされています。「日本の安全神話... 今年は年初から能登半島地震やJAL機の事故などがあり、国民の安全が脅かされています。「日本の安全神話は崩壊した」と言われることもありますが、実際はどうなのでしょうか。日本社会の「安全」について、関連する「安心」と併せて考えてみましょう。 自然災害・交通事故・他殺による死亡者数は減少 生命の安全というと国民にとって気になるのが、自然災害・交通事故・殺人事件(他殺)でしょう。この3つによる死亡者数の戦後から現在までの推移を確認します。 ①自然災害 自然災害による死亡者数は年ごとの変動が大きく、阪神・淡路大震災があった1995年の6482人と東日本大震災があった2011年の2万2575人は突出した数字になっています。ただ、それ以外は近年100人を切る年もあり、戦後・高度成長期と比べてかなり減少しています(内閣府「防災白書」)。これは、戦後の復興から高度成長期にかけてインフラ投資が活発に行われ、国
2024/02/23 リンク