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中国「広汽集団」、三菱自の撤退で約600億円減損
中国の国有自動車大手の広州汽車集団(広汽集団)は3月28日、2023年の通期決算を発表した。同年の売上高... 中国の国有自動車大手の広州汽車集団(広汽集団)は3月28日、2023年の通期決算を発表した。同年の売上高は1297億600万元(約2兆7150億円)と前年比17.62%の増収を達成。一方、純利益は44億3000万元(約927億円)と前年比45.08%の大幅減益となった。 「2023年の純利益が落ち込んだ主因は、価格競争の激化と広汽三菱の事業再編の影響だ。広汽三菱関連の一時損失の28億6000万元(約599億円)を除外すれば、わが社の業績は自動車業界の平均水準にある」 広汽集団の董事長(会長に相当)を務める曽慶洪氏は、決算説明会でそう述べた。 (訳注:広汽三菱は日本の三菱自動車工業、三菱商事と広汽集団の合弁会社だったが、2023年10月に日本側が撤退を決めた。詳しくは『「中国撤退の三菱自」合弁操業停止後の処理策』を参照) 広汽アイオンの販売77%増 クルマの販売実績に目を移すと、広汽集団の2