赤堀雅幸/AKAHORI Masayuki on Twitter: "「復讐するは我にあり」を「自分に復讐の権利がある」という意味で書いているな。朱入れて戻す。確かにこの文だけ知ったらそう思うよな。この「我」は神様のことなので（ローマ12:19）、むしろ復讐を自分でするなって意味です。"

「復讐するは我にあり」を「自分に復讐の権利がある」という意味で書いているな。朱入れて戻す。確かにこの文だけ知ったらそう思うよな。この「我」は神様のことなので（ローマ12:19）、むしろ復讐を自分でするなって意味です。

[minamihiroharu]

佐木隆三の小説タイトルで有名な一節だけど、聖書の一節から取られてたのね。　俺も「殺人犯の勝手な言い草」だと思ってたｗ

[maturi]

佐木隆三原作今村昌平監督（1979）　”悪人に報復を与えるのは神である、を意味する。こういう男がいたことを調査したとして、佐木自身は主人公を肯定も否定もしない気持ちを込めてタイトルに引用したという”

[kash06]

文語訳の抜粋そのままだと主語が抜けるのですが、こんなアイコンなので、私はエルシャダイ話法をオススメします。「神は言っている『復讐するは我にあり』と……」「一番いいのを頼む！」　ほらね？

[camellow]

その意味だとしても「自分は怒り狂った神になる。司法や本当の神ではなくオレ自身が裁いてやろう！」という用法は認めないのかな。

[bt-shouichi]

“愛する者よ、自ら復讐すな、ただ神の怒に任せまつれ。録して『主いひ給ふ、復讐するは我にあり、我これに報いん』とあり。”

[susahadeth52623]

「働かざる者食うべからず」とか「健全な精神は健全な肉体に宿る」とか「情けは人の為ならず」とか誤解して逆の意味で使ってる人は多そう。

[Bantoya_Banto]

「野獣死すべし」も聖書では「人も獣も変わらん、人が偉いわけじゃない」の文脈。聖書を皮肉に引用するウイットなのか。ちなみに大藪春彦で有名だけど元はニコラス・ブレイク(1938)。タイトル訳は江戸川乱歩だとか

[pwatermark]

神曰く「お前ら自身で復讐とかするな、それは神である俺の役目だ」、という文脈らしいぞ

[NOV1975]

わかった上であえて使っても十分使い物になる気はするが

[pqw]

「情けは人の為ならず」みたいな文語や古語の問題ではなく文脈なので別に間違えてない気がするけどなあ。「あきらめたらそこで試合終了ですよ」の試合とはバスケだからそれ以外誤用だと言ってるようなもんじゃん。

[tanority]

紛らわしい

[maninthemiddle]

そこまでちゃんと分かった上で意味を乗っ取って使ってるんだろ

[Caligari]

はてなスターをつけるは我にあり

[myama0221]

ほえー。勉強になった

[mozukuyummy]

ハードボイルド作家って聖書を引用しがちなんだろうか。

[ext3]

同名のあの映画はどういう意図であのタイトルにしたのか謎くさい

[zyoucun]

「確信犯」の本来の意味も、これと同じ道理だよね

[nisezen]

原典では「復讐するは我にあり」と神が言ったから我＝神。ということは「復讐するは我にあり」と人間が言えば我＝その人になるのだから、「自分に復讐の権利がある」という解釈で何もおかしくないのでは？

[KariumNitrate]

こういうアイコンなので気になる話題です。負けるな一茶、我にあり。

[take-it]

「我はメシア、明日この世界を粛清する」のコピペを思い出してしまった。

[EoH-GS]

四書五経ぽく見せようとしていた初期の漢訳聖書が元になってる表現ぽいよな。孟子辺りが元ネタなのかなぁ。

[estragon]

聖書の一節の引用は前後が暗黙的にくっついてるもんだと解釈するのが一般的だと思うけど、それを踏まえても復讐を決意した人の台詞としても使えるよね。神への絶望故とか、肥大化した自尊心や万能感故とか

[filinion]

「復讐するは神にあり」という方が意味としては正しいと。

[smeg]

初めて知った。我がだれかっていう問題はおいておいて、「するは我にあり」って正しい訳なの？多くの人が素直に読んで「するのは自分だ」と理解する時代はあったの？

[and_hyphen]

正直おれもWikipedia読みじゃなきゃ知らなかった知識ではある

[aceraceae]

なるほど。ただ元々神の言葉だったとしても誰が言ったかの問題でしかないので由来を知ったうえでも「我」は単に発言者の一人称でも違和感ないけどな。よくある慣用句の間違いとは種類が違うと思う。

[quick_past]

https://bit.ly/3p3HF7r

[kamezo]

それを踏まえても「オレこそが復讐する神だ」と言い出す不信心者がいてもおかしくないとは思う。

[kakikae]

その点人誅は分かりやすくていいよなぁ！天じゃなくて人が裁くという我の強さたまんねぇな

[manotch]

子供の頃に観た佐木隆三原作の西口彰事件の映画で知った。関係ないけど西口って、“詐欺はしんどい、やっぱり殺しが面倒なくていいと言ったそうだけど、この手の人は騙し自体も愉しんでると思ってた(る)。

[takeishi]

我＝ゴッドだったんですね

[popotown]

復讐すな、すな、すな、すな、すな…

[aramaaaa]

少なくとも今村昌平の映画は、クリスチャンの父親の道徳心への反抗(と言うには酷すぎるが)として、残虐な犯行を繰り返す男の話なので、「神じゃ無くて俺」って意味で作られてると思う。

[higgsino]

部分的に抜き出すと意味が逆になってしまうのは福沢諭吉の「天は人の上に人を造らず」とかもだね

[zorio]

HF3章の映画で言峰綺礼が間桐臓硯に向かって「私が～する」って繰り返してたのも、こういう意味だったのかな。

[circled]

誰もが罪を犯して救われない状況の中、イエスが救世主(キリスト)として神と和解する手段を提供したことで救われるので、人間が他人の罪に対して復讐できる権利は(自分も罪人だから)初めから与えられて無いのよな。

[wdnsdy]

神だけが使える一人称があったらこういう間違いはなかったかもしれないな。例えば「復讐するは朕にあり」だと「どっかの皇帝か天皇が言った言葉か？」ってすぐ分かるじゃん