早川タダノリ on Twitter: "下夷美幸『日本の家族と戸籍』の身の上相談パートをノートを取りながら読み返しているが、〈戸籍廃止論への恐怖〉は、戸籍の利便性からではなく、いまも強固にある「戸籍＝家族」観念（家族は戸籍によって規定されるという考え方）を活用して、人を「家族」の枠組みに縛ろうとするのかと思えてきた。"

下夷美幸『日本の家族と戸籍』の身の上相談パートをノートを取りながら読み返しているが、〈戸籍廃止論への恐怖〉は、戸籍の利便性からではなく、いまも強固にある「戸籍＝家族」観念（家族は戸籍によって規定されるという考え方）を活用して、人を「家族」の枠組みに縛ろうとするのかと思えてきた。

[lenhai]

戦前の戸籍制度だって「戸籍から抜くと相続権を奪える」ことはなかったよ。戸主も別の戸籍の者が家督相続することあったし。戸主以外の遺産相続は相続人が被相続人と戸籍が同じか別かで差別がないのも現在と同様。

[haruhiwai18]

"「戸籍から抜くと相続権を奪える（あるいは失われる）」と思っている身の上相談かなり多い……。「戸籍が同じであれば家族であり、戸籍が別になれば家族関係が切れる」という考え方"　→戸籍イデオロギー