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ある個人史の終焉 - after game over
■[メモ]ある個人史の終焉 初めて今の妻を、買ったばかりのおんぼろドイツ車に乗せてデートにいったのは... ■[メモ]ある個人史の終焉 初めて今の妻を、買ったばかりのおんぼろドイツ車に乗せてデートにいったのは、8年と5ヶ月前の5月24日のことだ。誕生日を指定して誘った乾坤一擲の賭けは見事にかわされて、「その日は友達と遊びに行くから」という答えを受け取った22歳の僕は、横に座ってうどんをすすっている女の子には、今ちゃんと彼氏がいるんだなということが直観的にわかった。親しくない男友達に誘われたデートに、「友達と遊びに行く」と応えるときのその「友達」は、僕の経験上降水確率よりもよほど精度の高いパーセンテージ95%で、彼氏である。果たして僕の想像はすぐに彼女からの「相談」という形で露呈し、僕は内心のウルトラがっかりをおくびにも出さず、とりあえず玉砕戦法は諦めて、「いい相談役」路線に切り替えることに決めたのだった。下策である。名軍師諸葛孔明にそう怒られそうだが、この際仕方が無い。諦めて僕は彼女の「いい友達
2024/04/23 リンク