ウクライナ戦争の情報戦で引っ搔き回されたプーチン

出口の見えないウライナ戦争――。プーチン露大統領の手痛い誤算の背景として、同国情報機関による終始楽観的な戦況見通しがあったことが、米ワシントン・ポスト紙特別チームによる調査報道でこのほど明らかにされた。侵攻の動きを事前察知し、世界に向けて警告していた米側インテリジェンスとの質的差も浮彫りにされた。 周到な情報準備も、報告は楽観的なものばかり ワシントン・ポスト紙は先月、ウクライナ戦争がロシアによる軍事侵攻開始から６カ月の節目を迎えるのを機会に、ベテラン記者を総動員し、米欧、ウクライナなど各国政府、軍・情報関係者を中心に精力的なインタビュー、背景取材に着手、その分析結果を数回に分け大々的に報道した。 この中で特に注目されるのが、冷戦時代の国家保安委員会（KGB）に代わり、クレムリンの戦争立案・遂行に中心的役割を演じてきた「連邦保安庁（FSB）」の存在だ。 FSBは2019年まで、部内の「ウク

[y-mat2006]

鎧袖一触の予定だったんだろうなあ。でも、開戦時点で日本の我々の中で宇側がかくも抗戦し続けてると言うのが見えていた人って、どれだけいたんだろう？

[Knoa]

国民の反露感情や徹底抗戦については確かに見通しが甘かっただろうけど、「(ともあれ)武力面で圧倒してるから、戦争は早期に終結する」という見通しは、西側だって持っていたよね…？

[ka-ka_xyz]

まあ西側インテリジェンス筋も https://edition.cnn.com/2022/02/25/politics/kyiv-russia-ukraine-us-intelligence/index.html のように「開戦後数日でキーウは落ちるし抵抗勢力向けに援助しようぜ」みたいな感じだったからな…

[cider_kondo]

『ロシア軍参謀本部情報総局（GRU）もほぼ、FSBと同様の報告をクレムリンに挙げていたという』が気になる。1機関だけなら組織防衛的な嘘の可能性もあるが、複数機関で起きていたならやはり本気で誤断していたのか？

[kurokawada]

独裁体制は独裁者自身が配慮しないと耳障りの良い情報しか上がってこなくなる。ヒトラーは最後まで、スターリンも独ソ戦開始前まではそうだった。スターリンは考えを改め、将軍たちの忠言に耳を傾けるようになった。

[myogab]

ロシアはトランプ政権成立で、自らの情報戦に過大な慢心を抱いてたんじゃね？　別要因を無視して思うがまま～と。で、受けた攻撃に対抗戦に出てたアメリカだけがロシアの進行を察知できてた～とか。加えての倍返し。

[kei_mi]

プーチンの世界観にあわない情報は上げられなかったからでは

[kamezo]

一昔前の意味での「情報戦＝諜報戦」な話だったので面食らった／KGBはFSBになったけど、GRUはまだあるんだな（カーゲーベー、ゲーエルウーという読みは『ゴルゴ13』で覚えたような気がする）。

[asamaru]

今回の件で思ったのは、イギリスの情報機関は健在だなということ。

[buu]

トム・クルーズが映画化権を持ちそう。新しくなる007も当分の間はこのネタで引っ張れそう。

[tokage3]

おかしい。これではまるで西側が有能なようではないか。自ら課した制裁によって資源・食糧高でひーひーなのに。/ キエフに忍ばせたスリーパーが潰された話はどこかで聞いた。

[hozho]

“プーチン露大統領の手痛い誤算の背景として、同国情報機関による終始楽観的な戦況見通しがあったことが、米ワシントン・ポスト紙特別チームによる調査報道でこのほど明らかにされた。”