マレーシアが難民救助命令、上陸拒否撤回後初の積極的対応

小型船に乗ったロヒンギャ人たち。インドネシア・アチェ州沖で（2015年5月20日撮影）。(c)AFP/JANUAR 【5月22日 AFP】マレーシア政府は21日、海上で漂流している数千人の難民の捜索救助活動を命じた。一方ミャンマーは同日、米国ならびに東南アジア諸国の政府当局者を首都に招き、難民問題で協議した。 現在東南アジア沖では、迫害を受けたイスラム系少数民族ロヒンギャ人や、経済的に困窮しているバングラデシュ人ら数千人が漂流を余儀なくされているとみられている。マレーシアとインドネシアは20日、これまで掲げてきた難民上陸拒否の方針を撤回すると発表。今回マレーシア政府が出した救助命令は、その方針転換を受けた最初の積極的な対応となった。 マレーシアのナジブ・ラザク（Najib Razak）首相はフェイスブック（Facebook）上に「人命の損失を防がなければならない」と投稿し、この救助命令を発

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