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ノルウェーでトナカイ版「狂牛病」、2000頭を殺処分へ
ノルウェーの海岸線を歩くトナカイの群れ(2009年11月11日撮影、資料写真)。(c)AFP/BARENTS OBSERVER/T... ノルウェーの海岸線を歩くトナカイの群れ(2009年11月11日撮影、資料写真)。(c)AFP/BARENTS OBSERVER/THOMAS NILSEN 【5月9日 AFP】ノルウェー政府は8日、トナカイの脳を破壊する疾患を根絶するための措置として、野生のトナカイ約2000頭の群れの殺処分を許可した。同国内では、欧州で初となるこの疾患の感染例がこれまでに数件検出されていた。 牛海綿状脳症(狂牛病、BSE)に類似したこの慢性消耗性疾患(CWD)は、北米にすでに存在しており、シカの脳をスポンジ状に変性させ、体重減少や死を引き起こす。 CWDはシカやトナカイの間で伝染するが、動物から人間への感染は確認されていない。 2016年に欧州で初めてノルウェーで検出されたCWDは、トナカイが単一の群れの中で感染した事例3件と、他にヘラジカの感染例2件が確認されている。後者については、ヘラジカが群れで生活
2017/05/09 リンク