動画：伝統の募金活動で「顔を黒塗り」、批判受け国旗の色に変更 ベルギー

【3月14日 AFP】ベルギーで毎年カーニバルの期間中に、顔を黒く塗って募金を呼び掛けていたグループが13日、今年から顔に塗る色を変えると発表した。 黒人を表す「ノアロー（Noirauds）」という名称のグループは毎年、この時期になると顔を黒く塗って、ベルギーの首都ブリュッセルのバーやビストロを回り、恵まれない子どもたちのために募金を集めていたが、今年からは顔に塗る色をベルギーの国旗の色である赤、黄、黒の3色に変更する。黒人差別とされる「ブラックフェース（顔の黒塗り）」と自分たちの仮装が結び付けられることがなくなることを期待しているという。 ノアローの仮装はシルクハットをかぶり、白いひだ襟が付いた衣装を着ており、これは伝統的なアフリカ紳士のイメージを表現したもので、顔を黒く塗っていたことは差別には当たらないと同グループは主張している。 ノアローの前代表、アルベール・ベルメーレン（Alber