仏バカロレア試験で問題流出、採点担当教員らは答案返却拒否

フランス東部ストラスブールで、大学入学資格試験「バカロレア」の哲学の試験を受ける高校生（2019年6月17日撮影）。(c)FREDERICK FLORIN / AFP 【7月4日 AFP】フランスの大学入学資格試験「バカロレア」が、試験問題の流出と、採点担当の教員らの抗議運動に揺れている。受験生らは不安の中で、5日に予定される試験結果の発表を待っている。 数学の試験問題は6月に漏えいし、携帯電話のテキストメッセージやメッセージアプリ「ワッツアップ（WhatsApp）」を通じて共有されていた。 この問題を捜査していた警察は、2日と3日に南部マルセイユ（Marseille）と首都パリで高校生19人を逮捕。パリ検察当局の3日の発表によると、うち7人は釈放されたが、12人は現在も拘束中で、試験の不正行為と信託違反、共謀などの罪に問われる可能性がある。 仏教育当局は当面、数学の試験を無効にはしないと

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