薬物違反の競歩金メダリスト、パリ五輪出場の望み絶たれる

ドーピング違反で2012年のロンドン五輪に出場することができなくなり、伊ボルツァーノで涙ながらに会見に臨むアレックス・シュバーツァー（2012年8月8日撮影）。(c)Pierre Teyssot / AFP 【11月18日 AFP】ドーピング違反で来年8月まで資格停止処分を科されている陸上、男子競歩の元五輪王者アレックス・シュバーツァー（Alex Schwazer、イタリア）が、2024年パリ五輪に出場する最後の望みを絶たれたことを明らかにした。 現在38歳のシュバーツァーは、リアリティーTV番組で「2年を経て（世界反ドーピング機関＜WADA＞による）決定が下り、それは自分に有利なものではなかった。本当に残念だ。なぜなら、これは中立的なものではないからだ」と述べ、「この数日のうちに、この決定に関して次のステップを検討するつもりだ」と続けた。 シュバーツァーは2016年リオデジャネイロ五輪を