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米、イスラエルへ155ミリ榴弾売却 議会審査省略
アントニー・ブリンケン米国務長官(2023年12月20日撮影)。(c)ROBERTO SCHMIDT / AFP 【12月30日 AFP】... アントニー・ブリンケン米国務長官(2023年12月20日撮影)。(c)ROBERTO SCHMIDT / AFP 【12月30日 AFP】米国は29日、イスラエルに155ミリ榴弾(りゅうだん)などを売却する計画を承認したと発表した。売却総額は1億4750万ドル(約208億円)となる見込みで、通常の議会審査を経ずに手続きが進められた。 米国防安全保障協力局(DSCA)は声明で、イスラエルがこれまでの外国への軍事装備品売却案件に、155ミリの信管、雷管、装薬を追加するよう要求してきたとし、これにより売却の見積もり総額は9651万ドル(約136億円)から1億4750万ドルに増え、議会に新たな通知が必要になったと説明した。 声明によれば、国務長官が「イスラエル政府への(武器の)即時売却が必要な緊急事態が存在する」と判断し、通常の議会審査を免除する手続きが取られた。今月、イスラエルへの120ミリ戦車