青森）「あおもり犬」雪解けで洗浄作業：朝日新聞デジタル

青森市の県立美術館で１９日、弘前市出身の美術家奈良美智さんの作品「あおもり犬」の洗浄作業があった。高さ８・５メートル、幅６・７メートル、奥行き９メートルの鉄筋コンクリート像を、４人の清掃作業員が洗剤をつけたスポンジで本来の白さに磨き上げた。 屋外空間で展示されている「あおもり犬」は雨や雪などで汚れるため、毎年雪解けを待って汚れを落とす。「あおもり犬」に通じる連絡通路は積雪の影響で閉鎖していたが、２０日から開通する。 美術館の池田亨美術企画課長は「あおもり犬は県立美術館のシンボル的存在。ぜひ多くの来場者にすっきりした姿を見に来てもらいたい」と話した。（仲川明里）