北朝鮮３幹部、米が新たに制裁指定 表現の自由を侵害：朝日新聞デジタル

米財務省は１０日、北朝鮮国内の人権侵害や検閲に関与したとして、北朝鮮の崔竜海（チェリョンヘ）朝鮮労働党副委員長、朴光浩（パククァンホ）副委員長、チョン・ギョンテク国家保衛相の政権幹部３人を制裁対象に指定した。米朝交渉が行われる中、米政府は核問題に加え、北朝鮮国内の人権侵害も問題視していることを示した格好だ。北朝鮮側の反発が予想される。 ムニューシン米財務長官は声明で「今回の制裁は米国が表現の自由を支持しており、検閲や人権侵害に反対することを示したものだ」と強調した。今回の制裁指定により、崔氏ら３人の政権幹部に関して米国内の資産は凍結され、米国人との取引は禁止される。米国はこれまでも北朝鮮国内の人権侵害に関与したとして、金正恩（キムジョンウン）朝鮮労働党委員長や妹の金与正（キムヨジョン）氏を制裁対象に指定している。 北朝鮮の人権問題が米国内で大きな焦点となったのは、北朝鮮に約１年半にわたって

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北朝鮮３幹部、米が新たに制裁指定　表現の自由を侵害