愛媛の島の分校、廃校危機で資金募る お礼は島ガイド：朝日新聞デジタル

瀬戸内しまなみ海道沿いに浮かぶ愛媛県今治市の大三島。この島唯一の高校、県立今治北高校大三島分校（同市大三島町宮浦）が、6月からクラウドファンディング（CF）を実施する。遠方の生徒が入居する下宿の整備費にあて、廃校の危機を脱する切り札にしたい考えだ。 大三島分校は全校生徒97人。学校そばの海で実施するボート、カヌーの授業や、建築家・伊東豊雄氏が率いる「伊東建築塾」と協力し、島の魅力向上のため活動する部活動「島デザイン部」などが特色だ。 島では少子化が進み、分校の生徒数は減少。2021年度の入学者数は27人で、県立高校再編整備計画の基準である「31人以上」を下回った。22、23年度も連続して下回れば、現状の基準では廃校になる。 分校は19年度から、県外の生徒も受け入れる「全国募集」を開始。今年度までに10人が入学した。初めは地元の旅館や教職員の自宅を間借りしていたが、20年度から今治市の教職員

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行政が教育に金をかけないからこういうことになるのですよね。