瓦解した集団指導体制 変容する中国共産党の正統性はどこへ：朝日新聞デジタル

中国共産党の習近平（シーチンピン）・総書記が異例の3選を果たした。習氏と距離を置く共産党青年団グループに属し、次世代リーダーと目されてきた胡春華氏までトップ24人にあたる政治局員から外され、習氏「一強」体制が一段と進みそうだ。権力のよりどころとしてきた経済成長の減速が続くなか、変容する共産党政権は統治の正統性を何に求めるのか。日本はどう向き合うべきか。中国現代政治が専門の江藤名保子・学習院大学教授に聞いた。（聞き手 編集委員・吉岡桂子） ――注目点は。 「習氏個人にどこまで権力が集中するか注目していました。政治局常務委員会の顔ぶれは、習氏に従う人々で固められました。集団指導体制の本質的な瓦解（がかい）につながり、中国政治の転換点になる可能性がある。68歳退任の慣行が消えたとすれば、後継者も習氏本人が第一の候補です。しかし、共産党の統治の正統性と継続性を考えると、権力をどう委譲していくかは、

[vox_populi]

「今の中国は、習氏が問題があると判断すれば、さっと動く政治構造です。要は、正しい判断材料が習氏の周辺まであがるかどうかです」と識者だが、習近平自身が間違えればどうしようもない。そして習は頭が悪い。

[kaikaji]

"政治局常務委員に自らに報告させる仕組み作り、国家主席の任期の撤廃や腹心の登用も、制度破りではない。制度を変えて権力の集中が一歩進んだら、次へ行く。徐々に進めて、ここまで来ました"

[marumarumaru1234]

そもそも大躍進等の失政で統治の正統性を失っているべきものが、ここ40年間の経済成長でごまかせてきただけのこと。経済成長できなくなって、社会矛盾が増大したときに中共が適切に対応できるかどうかとても疑問

[sisya]

この強行体制によってロシア並みの強引な台湾有事を発動させ、ロシア並みの尻すぼみからの崩壊に繋がる可能性は低くないと感じている。ロシアも中国も一旦分解されればいいと思う。