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お身拭いで仏像磨く 薬師寺:朝日新聞デジタル
新年を前に、奈良市の薬師寺で29日、1年のちりやほこりを落とす「お身拭い」があった。本尊の薬師三尊像... 新年を前に、奈良市の薬師寺で29日、1年のちりやほこりを落とす「お身拭い」があった。本尊の薬師三尊像(国宝)をまつる金堂で、参拝者約250人が見守るなか僧侶らが仏像を拭った。 加藤朝胤管主らが仏像の魂を抜く法要を営んだ後、般若心経の読経が響いた。学生らのボランティアでつくる青年衆が、お湯に浸して絞った白い布を棒の先につけて、はしごをのぼった僧侶に渡していた。僧侶らは薬師如来坐像と両脇の日光、月光菩薩立像を隅々まで拭っていった。 今年滋賀県から河合町に引っ越してきたという和田俊郎さん(70)と秀美さん(68)。長年テレビで「お身拭い」を見てきたが、実際に見るのは初めてだったという。俊郎さんは「拭くときの道具ややり方など、見ていて面白かったです」と話していた。(渡辺七海) ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!--