米エクスペディア、売上高が市場予想上回る－「旅行需要軟化」も警告

オンライン旅行会社、米エクスペディア・グループが発表した４－６月（第２四半期）決算では業績が市場予想を上回った。ただ７－９月（第３四半期）の旅行需要について「軟化」を警告し、通期見通しを修正した。 ８日の発表資料によると、エクスペディアのプラットフォーム上で航空券予約、ホテル宿泊、レンタカー、貸別荘を含む総予約額は４－６月期に６％増の288億ドル（約４兆2400億円）。ブルームバーグのデータによると、市場予想は286億ドルだった。 とりわけ貸別荘事業は数四半期にわたって減速し、業績を圧迫していたが、４－６月期に緩やかな成長に戻ったことを同社は示唆した。 ４－６月期は、旅行業界の主要指標である宿泊予約数が10％増の9890万と、市場予想の9610万を上回った。売上高は６％増の35億6000万ドルで、市場予想35億3000万ドルを超えた。 一方、アリアーヌ・ゴラン最高経営責任者（ＣＥＯ）は発表