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日産、下請けいじめ疑惑「法令違反なかった」調査報告。内田社長「誤解招く記録あった」
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日産、下請けいじめ疑惑「法令違反なかった」調査報告。内田社長「誤解招く記録あった」
日産自動車の内田誠社長。下請け企業からの不満の声について「真摯に対応する」と述べた一方で、会見では... 日産自動車の内田誠社長。下請け企業からの不満の声について「真摯に対応する」と述べた一方で、会見では謝罪の言葉は口にしなかった。 撮影:土屋咲花 日産は、車の部品を製造する下請け企業36社に対し、「割戻金」として発注時に決めていた金額から一部を差し引いた金額を支払っていた。減額した金額は合計で約30億円に上る。 公正取引委員会は3月7日、日産のこうした行為が下請法違反にあたるとみて勧告。同社は委託先企業に約30億円を返金した。 ところが、5月10日、一部メディアが、日産が公取委からの勧告を受けた後も下請け企業に対し不適切な減額を続けている実態があると報じた。 これを受けて日産は、外部調査を実施していた。 今回調査したのは、日産と不適切な減額が続いていると報じられた2社の下請け企業(A社、B社)との間で、報道されたような下請法違反に当たる行為があったかどうかだ。5月11日から31日にかけて、日