僕らの人生は個性的か？東京を「ずっと忘れて生きていた」、岸政彦が描くもの

僕らの人生は個性的か？東京を「ずっと忘れて生きていた」、岸政彦が描くもの今年、「東京の生活史」プロジェクトを始動する社会学者・岸政彦さん。「よくあるイメージ」を壊して、「普通の大阪」や「普通の沖縄」を描くような仕事をしてきた彼が描く東京とは。 「東京の存在を、ずっと忘れて生きていたんですよね」 50歳近くなって、その社会学者は、東京という街と「出会い直した」と言う。 大学進学を機に、大阪へ移り住んだ。大学院で調査のフィールドに選んだのは沖縄だ。観光で沖縄を訪れ、ハマっていった。20年以上経った今も、沖縄の階層格差や沖縄戦の記憶に、人々の語りを通じて向き合う。 社会学者・岸政彦さんは今年、「東京の生活史」プロジェクトを始動する。耳を傾けるのは、今、東京に暮らす人々の語りだ。100人程度の語りを収録することを目指している。 東京に生きる「普通の人」の語りが聞きたい。岸さんは、こう口にする。「普

[vialavida]

恐らくこの方は「切ったら血が出る」一人一人の人生を知るために「家父長制やジェンダー規範」あたりの理論を勉強されているのだろう。社会を知るためでなく個人を知るための「社会学」。

[facebooook]

“僕みたいな仕事をしていると、うまく言えないけど、「マイノリティちょっといい話」を聞きたがる人がいる。そういう仕事は全部断ってます。「マイノリティすごくかわいそうな話」を期待されることもある。”

[seitenugetsu]

ネコメンタリーで出てたこの人のネコが可愛かった。ツイッターでは夜半の酔っぱらいツイートが多い。文藝で連載してる「大阪」対談（柴崎友香との対談）が面白い。最新作「リリアン」は暗い。「図書室」が最高。

[mukudori69]

聞き手の公募なんてしてたのか、参加してみたかった。締め切ってた。

[mmmmmasao]

岸先生、もっと有名になってほしい/鬱初期に岸先生の本に出会えたのはすごくラッキーだったのかもしれない。あ、この角度から読み手の生を肯定してくれる書き手っていうのがいるんや、と感じた。

[garbagephilia]

橋本健二氏「階級都市」的なアプローチは十分あるので「パッとしない町でのパッとしない人生」に光を。浜松町かは分からないが。顕示的消費・下町人情・上京者の通過点。こんなステロタイプとは無縁の人生も沢山ある

[SasakiTakahiro]

今この瞬間も、人は「普通の人生」を生きている。

[wuzuki]

あぁ、岸さんのこの問題意識の持ち方も、ひとや街との向き合い方もすごく好きだ。私が憧れるものの局地かもしれない。転勤族だった私も、その地に縁あってしばらく暮らすことになる偶然性にはたびたび思いを馳せる。

[tettu0402]

「俺は人間の本質とか、その人の人生そのものを聞こうなんて思ったことはない。たまたま隣り合ったおっさんの話が面白い。それでいい」めっちゃいい。

[neko2bo]

なんでもない場としての浜松町かぁ。成る程面白いなぁ。他で言うと何処だろ？御徒町、いや浅草橋とか、八丁堀とかもいい感じに何でもないかも？つまり人なのかもだけど、うーん。いや面白い。

[Eiichiro]

浜松町に１年半住んでたけど、新旧が交錯してて好きだったなぁ。ビルの隙間にチラつく東京タワーと六本木ヒルズ。狭小ビルが並んで、雑居ビルの３F４Fに少し変わった店があったり。住んでる人も意外と多い。

[bokmal]

“映画「ブレードランナー」や漫画「AKIRA」の中で描かれているようなキラキラした、グローバルな東京” 例の微妙なズレ具合が本当に東京を知らない感ある。/ 岸先生の描く大阪も時々「わぁロマネスク〜」と感じる。

[dlit]

「実は「本当の大阪」「本当の沖縄」みたいなものには、あんまり興味がないんです。「本当の〇〇」というものを追求し始めると、どんどんと原理主義になって行きませんか？」

[tanaboo]

浜松町に住んでたけど意外と下町っぽいところもあって良かったよ。竹芝に散歩いったりチャリで日本橋や六本木も行ける。口福コロッケとか最高にうまいし。

[frothmouth]

若い人が語る「昭和の日本のイメージ」と「実際に生活していた昭和の日本」の差異がこういう仕事で埋まってくるかなあ

[bbooii]

新橋や浜松町のダッサいスーツの着こなしをした中小企業の社長みたいな人がどんな人生なのかは気になる/これは昭和平成の印象だけど、50年後の日本の生活史はもっと貧富の差が生まれてそうだなー

[kokorosha]

来年出版かー。読みたい。

[palop]

“抽象的な記号の、ポストモダン的な何か。「メディアとイメージと記号の街」みたいなことに興味はありません”…北田暁大『広告都市・東京 その誕生と死』に喧嘩を売っている。冗談です。

[bandeapart72]

"僕が描きたい東京は六本木や銀座、丸の内、渋谷でもなければ、中野や下北沢でもない。あの浜松町なんです。あまり表現されることのない、何の特徴もない街の美しさ。あの街には、そんな美しさがあると思う"