万葉世界 衣装で再現 高岡の歴史館 礼服やほうきなど展示：北陸中日新聞Web

高岡市万葉歴史館は、開館三十周年記念・秋の特別企画展「山口千代子 万葉衣装展」を開いている。古代衣装研究家の山口千代子さん（奈良県香芝市）が製作した万葉衣装を万葉歌と合わせて展示し、いにしえの万葉世界が感じられる。 （武田寛史） 歌聖・柿本人麻呂が活躍した藤原京時代から聖武天皇・光明皇后の天平時代まで、官人の礼服（らいふく）（朝廷の重要儀式用）や朝服（ちょうふく）（朝廷の公事用）を山口さんが再現した万葉衣装二十点や正倉院宝物の複製品など計四十八点を紹介している。 令和の典拠とされた万葉集梅花の歌三十二首の序文に記される「梅花の宴（えん）」を主宰した大宰帥（だざいのそち）の大伴旅人や、越中国守の大伴家持をイメージさせる礼服は新作。家持を表現した衣装は家持の歌「春花の うつろふまでに 相見（あひみ）ねば 月日数（よ）みつつ 妹（いも）待つらむそ」、妻の大伴坂上大嬢（おおとものさかのうえのおおい

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「山口千代子　万葉衣装展」「万葉衣装を見ながら万葉の歌世界を体感してほしい。記念写真コーナーで撮影した写真を会員制交流サイト（ＳＮＳ）で発信して楽しんで」https://twitter.com/manreki/status/1296731898203344898