シャバーニの胃袋つかむバナナ、実は岐阜産 障害者施設が栽培、無償提供：中日新聞Web

東山動植物園（名古屋市千種区）のイケメンゴリラ「シャバーニ」（雄、二十五歳）は、バナナの茎を好んで食べている。人気者の舌を満足させるこのえさ、実は「岐阜産」だ。販売用のバナナを栽培する岐阜市の障害者就労支援施設が、収穫後に出る茎と葉を無償提供しているという。施設側も「ブランド価値が高まる。バナナが売れ、利用者のやりがいにつなげたい」と人気者がもたらす効果に期待する。 （浜崎陽介） 園内にあるニシゴリラの獣舎。飼育員が野菜や干し草と一緒に、バナナの太い茎と葉を置いた。シャバーニは真っ先に茎に手を伸ばし、表面をむいてムシャムシャと食べる。園は「香りがいいのか、よく食べてくれるんです。好みなのではないでしょうか」と説明する。 提供するのは、岐阜市の社会福祉法人「清穂（せいすい）会」（岐阜市石谷）の石谷事業所で、精神障害のある四十人が利用する。タオルや手袋などの加工を手掛けるが、新たな仕事をつくろ

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「せいすい信長バナナの知名度を上げようと、施設側が知恵を絞った結果、シャバーニに食べてもらうことを思いついた。まず、昨年の春ごろ、東山動植物園にバナナの実の無償提供を持ちかけた。」

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「せいすい信長バナナ」ね、まだ食べたことないや。https://seisuibanana.jp/ https://www.seisuikai.or.jp/