藤井棋聖に敗れた山崎隆之・八段、自玉の即詰みはっきりしても詰み上がり直前まで指す 序盤戦は「行ってしまった」と悔い【棋聖戦】：中日スポーツ・東京中日スポーツ

藤井棋聖に敗れた山崎隆之・八段、自玉の即詰みはっきりしても詰み上がり直前まで指す 序盤戦は「行ってしまった」と悔い【棋聖戦】 2024年6月17日 20時21分 新潟市の「高志の宿 高島屋」で17日に指された将棋の第95期棋聖戦5番勝負第2局で、先手の藤井聡太棋聖（21）＝竜王・名人・王位・叡王・王座・棋王・王将との八冠＝に111手で敗れた挑戦者・山崎隆之八段（43）は「序盤戦はじっとしておくつもりだったが、おとなしくしておこうと思っていたが、行ってしまった」。38手目に左側の桂馬を中段に跳ねた手を、その場で思い付いたと明かし「もうちょっと王様を守る手を指して、少し後で（桂跳ねを）やればよかったのだけど、そこを藤井棋聖にとがめられた」と悔やんだ。 藤井棋聖も予想していなかったという振り飛車は「後手番で何が通用するか分からなかった。昔、同じようなかたちでやったことがあるので、何局か練習して採