＜スポットライト 現場＞ 多頭飼育の崩壊、県内でも問題化：中日新聞Web

猫が増えすぎて世話できなくなる「多頭飼育崩壊」が社会問題化している。背景には、飼い主の経済的困窮や社会的孤立などがあるという。動物の保護活動に関わるボランティアらは「社会福祉分野との連携を強めていく必要がある」と呼びかけ、県もさまざまな機関と連携した取り組みを始めた。 （安江紗那子） 「多頭飼育崩壊してしまう飼い主は、自身の生活能力に課題がある人が多い」。上伊那地域で猫を中心に動物の保護活動に取り組むボランティア団体「ハッピーテール」の東野律子代表（66）は語る。...